スポーツコーチングとアスリートサポートのスポーツコミュニティ

検索内容

キーワード検索

GWSブログ
トップページ > GWSブログ

記事詳細

優勝の価値は・・・ 2016-03-30

先日行われた大相撲春場所で横綱白鵬関が史上最多を更新する36回目の優勝を飾りました。

 

 

私事ですが、白鵬関がまだ横綱になるずっと前に、当時私が働いていたビリヤード場に遊びにきていた事があるんです。

その時からすでに将来有望とされ風格もありましたが、すごく感じの良い人だったのを覚えています。

 

そんな事もあり私も昔から応援している白鵬関なのですが、今場所で優勝を決めた千秋楽、横綱日馬富士関との一戦が大きな話題となりました。

 

 

これはどのスポーツ業界でも起こりえる話で、選手に限らず、競技の運営に携わっている方々にも色々な事を考えさせられる出来事だったのではないでしょうか。

 

こちらが実際の映像になります。

 

 

時間にして約1秒、あっという間の決着でした。

 

この取り組みを見て、みなさんはどう感じたでしょうか?

 

 

まず、この取り組みに対して見に来ていた観客から大ブーイング。

理由は、千秋楽の優勝がかかった結びの一番で横綱対決で白鵬関が変化をつけた、いわゆる真っ向から戦わなかったという事でした。

確かにお金を払って見に来ている観客の立場からすれば、一番盛り上がる一戦がこんなにあっさり終わってしまった。

しかも長い相撲の伝統から若干外れたような形で勝敗がついた事を考えれば、納得いかないという気持ちはわかります。

 

 

しかし、白鵬関の気持ちとしても、4場所優勝から遠ざかっていたプレッシャーなどを考えれば、勝つ為にあらゆる策を練るのは当然の事だと思います。

それに、変化をつける事はルールに反しているわけではありません。

 

 

そして、今回の一件はこの二方向の問題だけにとどまらず、負けた日馬富士関にも白羽の矢が立ちました。

「一直線に土俵下に駆け下りていった日馬富士こそ無様で、横綱としての力量が足りない。戦犯はむしろ日馬富士」 などといった評価も出ていたようです。

 

戦犯はさすがに言い過ぎなような気が・・・。

確かに去年にも白鵬関は大事な取り組みで、今回と同じような変化をつけて勝利した事がありました。(その時もブーイングだったようですが)

そういった事を考慮すれば、変化をつけてくる可能性もあると予測できたかもしれません。

しかし、観客の意見と同様に結びの一番で横綱同士の相撲は真っ向から取るべきという想いもあったのではないかなと思います。

 

 

という、各々の気持ちを考えれば誰も責める事はできない出来事だったのではないでしょうか。

 

 

最後は自分の私情も入った意見になってしまいますが、表彰式でのブーイングは本当にかわいそうに感じました。

優勝した選手がインタビュー時に涙を浮かべて謝罪なんて聞いた事がありませんし、白鵬関本人も「あれで決まると思ってなかった」と弁解していました。

確かに取り組みは観客の方々の期待にそぐわない形だったかもしれませんが、表彰式はそれまで血のにじむような努力をして頑張ってきた選手を称える場、せめてその場は選手を称えてあげるべきだったと思います。

 

 

結果を残さなければならない選手、魅力的な試合を楽しみに集まる観客の2つのバランスが取れてプロスポーツは成り立ちます。

 

 

どのスポーツ業界もこのバランスを取る為に尽力しなければならず、厳しく言えばこのバランスが取れない競技はプロスポーツとして成功はできないという事ですね。

 

 

コーチを探す(個人)

コーチを探す(団体)

GWSブログ
スポーツコラム
メルマガ会員募集中
水下広之ブログ
LINE twitter facebook