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良き指導者になる為に『ピグマリオン効果』とは!? 2016-03-28

みなさんは誰かに物事を教える時、その相手に対してどのような気持ちを持って接するでしょうか?

 

 

一度や二度誰かに教えるというだけならここまで考える事がないかもしれませんが、先生や親であれば長い時間同じ生徒や子供と向き合いながら教えて行く事になるはずです。

 

 

今日は指導者の学びとして『ピグマリオン効果』について書きたいと思います。

教育心理学では有名な説なので、知っている方も多いかもしれません。

 

 

ピグマリオン効果とは、1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という説で、教師期待効果やローゼンタール効果とも呼ばれています。

 

実験内容は、まず一人の学校教師に、本当は成績の良いクラスに対し、「このクラスは劣等生が集まったクラス」と伝え、反対に成績の悪いクラスに対して「このクラスは優等生が集まったクラス」と伝えてしばらくの間教育をさせた所、本当は成績の悪いクラスの全体成績が上がったという実験結果があるそうです。

 

簡単にまとめると、教師が「この子達は優秀だ!」と思って教えるとより大きな効果があるという事です。

 

 

しかし、この効果には気をつけなければならない重要なポイントがあります。

 

それは指導者側が生徒達に対し、嘘なく本心で接するという事です。

 

生徒に本気で期待する事により、指導内容や態度にも期待しているという気持ちがあらわれ、気持ちが伝わった生徒の方もその期待に応えようと積極的に指導を受け止め、最終的に教師がイメージしたとおりの成績を残せるようになるのです。

 

もし仮にその言葉が本心でない場合、いつか生徒達にその気持ちが伝わり、嘘が分かれば生徒達もその期待には応えられないという事になってしまうでしょう。

 

 

この実験結果には様々な否定の意見もあるのですが、私はこの考え方は素晴らしいと思いますし、何より指導者として常に持っていなければならないマインドだと思います。

 

自分の教えている生徒が一番だと思う事は、自分のコーチングの自信にもつながってくるのではないでしょうか。

お互いにとっても良い効果が期待できそうです。

 

 

ちなみにこの逆の考え方で、今回「本当は優等生のクラス」の成績が下がってしまうような効果をゴーレム効果と呼びます。

 

 

指導者の気持ち一つで生徒は良い方にも悪い方にも変わっていってしまうという事ですね。

 

それだけ教える側には責任があるのだと思います。

 

 

今回初めてこの効果を知った指導者の方は、是非一度コーチングに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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